金融機関など不動産業以外でも評価が高い
宅地建物取引主任者(宅建)は不動産取引を行う際に必要とされる国家資格です。
不動産業界への転職を目指しているなら、ぜひとも取得しておきたい資格です。
知名度が高いことは言うまでもありませんが、事業所ごとに5人に1人は宅建資格保有者をおくことが義務づけられいます。このため不動産業界では宅建資格保有者へのニーズは常に高い状態にあります。
また、銀行など金融機関でもこの資格保有者へのニーズが高まっています。宅建は「不動産取引」に関する資格ですので、住宅ローンや資産コンサルティングのときに役立ちます。
特に、企業間取引ではなく個人取引に注力していこうとしている金融機関でニーズが高くなっています。個人取引で最も大きなものは住宅購入なので、宅建への注目が集まっています。
試験は年1回(通常10月第3日曜日)なので、しっかり準備して臨むことが必要です。
転職後も資格保有者には手当がつくこともありるので、取得しがいのある資格といえます。
試験概要
名称 | 宅地建物取引主任者 |
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種別 | 国家資格 |
日程 | 年1回(通常10月第3日曜日) |
受験資格 | 誰でも受験可能(年齢などによる制限なし) |
形式 | 全問マークシート |
問題数 | 全50問 |
試験時間 | 2時間 |
合格率 | 15.3%(2013年) |