簿記2級取得で差別化できる
経理職への転職するなら取っておきたい資格です。
簿記の資格にはいくつかの種類がありますが、最もメジャーなのは「日商簿記」です。
難しい資格だったとしても採用者が知らないようなものでは、転職の役に立ちません。
その点、日商簿記は老舗の資格とも言えるほど、知名度が高いので心配いりません。
逆に経理職への転職であれば、持っていないことがマイナス評価にもなりかねません。
実務レベルで問題ないことを証明できればいいのですが、職務経歴書や面接だけではなかなか難しいものです。
日商簿記は1級から4級まで4段階に分かれていますが、転職に役立つという意味では2級が狙い目です。
1級の方が難しくて合格者も少なく価値が高いのですが、そこまでのレベルは求めていないとして採用の場では敬遠されることがあります。
また、合格までに費やす時間も多くなるので、将来的な独立を考えているのでなければ取得する必要はありません。
逆に3級だと合格者が多い(最も受験者、合格者が多いのが3級)ので、他の志望者との差別化が図れません。その点、2級であれば、1級ほどの勉強時間は必要でなく、差別化もできます。
試験概要
名称 | 日商簿記 |
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種別 | 公的資格 |
主催 | 日本商工会議所 |
級 | 1級−4級 |
日程 | 年3回(6月、11月、2月) |