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本社事務職系の転職に役立つ資格「ビジネス実務法務検定」

企業のコンプライアンス意識の高まりとともに、転職市場でも注目されている資格がビジネス実務法務検定です。

 

法律に関する資格と言えば弁護士がありますが、企業の抱える様々な問題(内部プロセスも含めて)を弁護士に相談する際に整理する人材が必要とされています。

 

コンプライアンス意識が高まったことで、法律に関する検討事が企業内で増加し、これをすべての問題を弁護士に丸投げするわけにはいかなくなりました。

 

そこで必要とされるのが、企業内にいる法律に詳しい人間。法務部などがある企業だけでなく、総務部の中で兼任で対応している場合でも、そうした人物がどの企業も必要になっています。

 

こうした能力を証明するのがビジネス実務法務検定です。

 

事務職系の転職に役立つ資格というのはあまり多くないのですが、このビジネス実務法務検定は、その中でも注目度が上がっています。

 

それほど、取得者が多くないのも他の転職希望者と差をつけるメリットとなっています。

 

試験概要

名称ビジネス実務法務検定試験
種別公的資格
1級、2級、3級
受験資格1級は2級合格者のみ
日程年2回(6月と12月に実施)
形式論述式、マークシート方式
合格率
  • 1級10.9%
  • 2級41.1%
  • 3級74.8%(いずれも2012年度)